保育方針
保育理念
- 人との信頼関係の基礎を培う保育(愛情・やさしさ)
- 自立の心を育てる保育(心身の健康・基本的生活習慣)
- 生きる力の基礎を培う保育(自ら育つ力・学ぶ力・創造する力)
- 三位一体の保育(子ども、保護者、保育者の協力と信頼関係・向上)
保育目標
たくましく
心豊かな子どもに
育てよう
こども像
- やさしい心
- 丈夫な身体
- 考える力
社会的責任 |
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人権尊重 | 保育士等は、保育の営みが子どもの人権を守るために法的・制度的に裏付けられていることを認識し、理解する |
説明責任 | 保護者会への参加、三者協議会の開催などを実施し、説明、連携を図る |
情報保護 | 個人情報保護(プライバシーポリシー)を保護者・職員に掲示、勤務にあたっての情報は正当な理由無く漏らしてはいけない |
苦情処理・解決 | 苦情窓口設置に基づき 第三者委員を置き、苦情の相談解決責任者である施設長の下、紙面等による体制を整え職員で共通理解を図る |
発達過程
6年齢別のクラス(各1クラス)で保育所生活を送る。保育所保育指針の8つの発達段階を前提に、一人ひとりの成長段階を踏まえたうえで保育を計画し、養護と教育が一体となって保育は展開される。
地域の実体とそれに対応した事業・行事
町の南部に位置し、大きな公園と隣接。また、子育て支援センターと隣接、保育所内での病後児保育も行っており、センター・同じ法人との交流や地域住民とのふれあいがある。
子どもの保育目標
0歳児 | 一人ひとりの生活リズムを大切にしながら、健康に過ごす 甘えや要求を十分に受け止めてもらい、保育士との信頼関係を築きながら情緒が安定していく |
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1歳児 | 安定した保育士との関わりのもと甘えを十分にうけとめられることで、自分の気持ちや要求を表せる様になる |
2歳児 | 保育士と安心した関わりの中で、身の回のことを自分でしようとする 生活や遊びの中での経験を豊かにして、自分の思いや要求を様々な方法で表現し楽しむ |
3歳児 | 自己を発揮しながら友だちと過ごす楽しさを感じる身近な環境に親しみ、様々なことに興味関心を持つ |
4歳児 | 自分の思いを出したり、相手の思いに気づいたりしながら、友だちと一緒に遊ぶことの楽しさを味わう |
5歳児 | 心身ともに健康で、生きていくために必要な力を身に付ける |
保育の内容
養護
生命の保持
0歳児 | 一人ひとりの生活リズムが整っていく |
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1歳児 | 保育士に援助されながらも、自分でやろうとする気持ちを持つようにする |
2歳児 | 基本的生活習慣を身に付けられるように、身の周りのことを自分でしようとする |
3歳児 | 基本的な生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でする |
4歳児 | 日常の生活習慣をもう一度見直すことの大切さを知り、自分で行っていく |
5歳児 | 基本的生活習慣が身につき自分で出来たことに自信や満足感が持てる |
情緒の安定
0歳児 | ひとり遊びをしたり、保育者の仲立ちで友だちと触れ合って遊んだり出来るようになる甘えや感情を表していく |
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1歳児 | 友だちや周囲の人の存在を認め、興味や関心が高まり、関わりの中から自己肯定感や信頼関係が育っていく |
2歳児 | 友だちや周囲を意識し、自分の思いや要求をありのまま表現する |
3歳児 | 友だちと触れ合う楽しさを感じられる機会を大切にしながら、意欲を高めていく |
4歳児 | 自分の目的を持ちながらやれば出来る経験を重ねていく |
5歳児 | 友達との信頼を深め、思いやりの気持ちを持って過ごす |
教育
健康
0歳児 | 月齢に見合った運動機能の発達と、探索行動を楽しむ 大人の保護の下で、清潔と体温調整が保たれていく |
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1歳児 | 旺盛な好奇心で、見立て遊びを楽しむ |
2歳児 | 全身や手・指を使い、遊びを楽しむ |
3歳児 | 全身を使って遊び、身体を動かす楽しさを味わう 身の周りの事ができるようになり、自信を持って、伸び伸びと行動する |
4歳児 | 生活の中で活動と休息のバランスの取っていく |
5歳児 | 自分の健康に関心を持ち、必要な生活を自分たちで進める |
人間関係
0歳児 | 愛情豊かな大人と過ごす時間を楽しむ |
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1歳児 | 身近な友だちや大人に関心を持ち、親しみを感じる |
2歳児 | 大人に見守れられながら自信や信頼感を持ち、少人数の友だちと関わる楽しさを知っていく |
3歳児 | 友だちと一緒にいる喜びを味わう |
4歳児 | 仲間とのつながりを深め、一緒に活動する楽しさを味わう |
5歳児 | 自分の思いを伝えたり、相手の気持ちに気付いたりしながら、いたわりや思いやりの気持ちを持つ 生活や遊びの中で決まりがあることの大切さに気付く |
環境
0歳児 | いろいろな人的・物的環境に触れながら遊ぶ |
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1歳児 | 身近な道具や事柄に向かい、自分で見たり触ったりしながら、興味を持っていく |
2歳児 | 散歩や戸外遊びを通して探索活動が活発になる |
3歳児 | 戸外遊びを通して友だちとの活動や好奇心が旺盛になる |
4歳児 | 自然などの身近な環境に積極的に関わり、目的をもって行動する |
5歳児 | いつもと違う環境の中でも、楽しみ方や遊び方を見つけ出し、身近な事象に興味を持つ 身近な人の気持ちを察し少しずつ感情をコントロールする |
言葉
0歳児 | 安心できる語りかけにより声を出し言葉を真似ようとする |
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1歳児 | 言葉を話し始め、2語文を話したり身振り手振りで気持ちを伝える |
2歳児 | 遊びの中で言葉のやり取りを楽しむ |
3歳児 | 言語機能が発達し言葉のやり取りや質問が出来、表現が豊かになる |
4歳児 | 会話を通し友達とのつながりを深める 文字に興味を持つ |
5歳児 | 言葉を交わしながら友だちとイメージを膨らませ、ひとつの目標に向かって一緒に行動できる |
表現
0歳児 | 歌やリズムを楽しみ体を揺らしたり、心地良いと感じる |
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1歳児 | イメージを膨らませ見立て遊びをしたり自分の世界を楽しむ |
2歳児 | 興味あるものや人を模倣しようとし、ごっこ遊びを楽しむ |
3歳児 | 身の回りの様々な素材に興味を示し、繰り返す活動を楽しむ |
4歳児 | 感じたことや考えたことを音や動きや描写で表現でき、楽しめるようになる |
5歳児 | 感情やイメージが豊かになり、友だちと関わりながら表現する楽しさを味わい、感動を伝えあう |
食育
食を営む力の基礎
0歳児 | 食べる意欲を持つ |
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1歳児 | 楽しんで食べる |
2歳児 | 食べる意欲を大切にし、楽しんで食事をする |
3歳児 | いろいろな食材に興味を持ち、友達と一緒に食事を楽しむ 食事のマナーが身につき正しい姿勢で食べる |
4歳児 | 食事の道具を使い分ける 好き嫌いを克服しようとする |
5歳児 | みんなと食べる経験を通じて、食べる楽しさを知り食事を楽しむ いろいろな食材から、食べることを通し体に必要な物を知っていく |
健康支援
- 視診
- 毎月実施の身体測定
- 嘱託医による健康診断(年2回)、歯科検診(年1回)
- 検診結果を保護者に通知
- 毎月発行の保健便り、給食便り
- 流行性疾患の掲示、病後児保育の実施
- 異常が見られたときの適切な対応(怪我、発熱など)
環境・衛生管理
- 施設内外の安全点検(外部業者による年1回の点検)、毎日の安全点検
- 遊具、玩具、用具などの清掃及び消毒
- 午睡寝具の洗濯、消毒
- 運動帽子の洗濯
- 全職員インフルエンザの予防接種、年1回の職員健康診断
- 職員腰痛検査
- 衛生管理者
安全対策・事故防止
- 毎月の避難訓練(火災、地震、不審者)
- 消防署との連携
- 防火管理会社による点検(年2回)
- 消火訓練の実施
- 外部業者による遊具点検
- 交通安全教室
- 救命救急講習会の実施(消防署主催)
- 不審者情報の掲示(警察署との連携)
保護者、地域等への支援・連携
- クラス懇談
- 個人懇談
- 保育所開放(月1~2回)
- 実習生、職場訪問の受け入れ
- 保育参観週間(1回2週間で年2回実施)
- 保育所便り、クラス便り、献立表の配付
- 異年齢交流
(地域の高齢者交流、高齢者施設訪問、幼稚園との交流など) - 子育て支援センターとの連携
- 意見箱の設置
- 消防署見学の実施
- 一時預かり
研修計画
- 十勝立正福祉事業会の研修
- 保育所外研修
- 子育て支援課主催の研修
自己評価
- 保育会議、クラス会議などによる反省、評価
- 年度初めの自己評価チェック確認
- 保育課程に基づく自己の保育の経過や結果の省察、評価、編成
- 年間保育総括
小学校との連携
- 保育所年間行事案内送付
- 小学校行事への参加、見学(入学式、授業参観、運動会、卒業式など)
- 入学に向けてのカンファレンス
- 入学後カンファレンス
- 小学校教員による保育所就学児童参観、発表会参観
- 保育所児童保育要録の送付
- 職場体験の受け入れ
主な行事
- 入所式
- 誕生会
- こどもの日
- 親子遠足
- 運動会
- お泊り会
- 夏祭り
- プール
- 遠足
- 発表会
- 餅つき
- クリスマス会
- 豆まき
- 雪中運動会
- ひな祭り
- お別れ会
- 修了式