給食誤嚥事故について

社会福祉法人十勝立正福祉事業会 めむろかしわ保育園における給食誤嚥事故について 

令和3年615日、めむろかしわ保育園で起こしてしまいました、昼食時における給食誤嚥による事故の内容等についてご報告いたします。 

19か月の児童が給食時の1126分頃、パン2切れを配膳しましたが、当該児童に対する注意不足によりパンを口に入れた時の状況を察知しておらず、1130分頃急に嘔吐反射(えづく)姿が見られたため、保育士が喉に詰まったと思い、児童の顔を下に向け、お腹を押さえ背中を叩き、口内のパン1切れ分を出すも、更にまだ、詰まっている様子が見られたことから、1134分頃119番通報をし、その間、消防の指示を受け心臓マッサージを行い、1139分頃救急隊員が到着し、1146分帯広厚生病院 救命救急センターへ搬送され、現在も入院治療中であります。 

児童の状況に合わせた配膳をしなかったことなどが原因であり、適切な対応をしなかったことを痛感しております。児童への配慮に欠けた対応であり、未然に防げた事故であり、注意不足による過失があったものと捉えております。 

このことにより、児童に痛く、つらい思いをさせてしまったことは大変申し訳なく、またご両親にも大変なご心痛を煩わし、誠に申し訳なく思っております。

児童の1日も早いご回復を願うばかりであります。

今後は、今一度、子どもの食事に関する情報(咀嚼・嚥下機能や食行動の発達状況)について共有することはもとより、食事の前には、保護者から聞き取った内容を含めた当日の子どもの健康状態等について情報を共有し、普段食べている食材でも危険性があることを認識して、こどもの年齢月齢に合わせた食事の介助及び観察することを再度認識のうえ、保育業務にあたって行きたいと思っております。 

令和3629 

社会福祉法人 十勝立正福祉事業会

理事長  竹 島   敏 治

めむろかしわ保育園

園 長  流 田 こ ず え